昨日は、大学で、検定試験に向けた「マナー・プロトコール」の講義でした。
この学年は、昨年から授業が始まり、いよいよ来月が3級の試験です。
「マナー・プロトコール」とは、日本マナー・プロトコール協会のもとで行われる検定試験で、文部科学省が後援するテキストで学びます。
礼儀作法や食事のマナー、冠婚葬祭、ビジネスマナーは勿論ですが、大前提として「外交儀礼」を学びます。
プロトコールが意味するものは、国と国、都市と都市などの間のマナーが前提で、国際交流の基本や、異文化コミュニケーシために必要なルールや儀礼を身に付けます。
例えば、宗教上、提供してはいけない食べ物やプレゼント、相手国を訪問するときの服装のマナーには、注意が必要です。
日本の仏教とは違い、海外ではルールやしきたりが厳し宗教があり、特に海外で寺院などを訪れるときは、相手のルールに従うことが、良好なコミュニケーションを取るには欠かせません。
更に、日本を訪れる海外の方には、なるべく快適な気持ちで過ごしていただくためには、こちらが歩み寄ることも必要だと思います。
宗教への考え方が日本とは違う、信仰心が厚い国では、宗教上の厳しい規則の上で、タブーは絶対です。
また、宗教以外には、例えば、国際的な会議のときのテーブルセッティングや席次、国旗の扱いなどにも、国と国の間のルールがあります。
これから更に国際化が進む中、異文化コミュニケーションがスムーズに行われることが望まれます。
企業研修として、個人やグループレッスンで、「マナー・プロトコール」を基本とした社交上の心をを身に付けてみては如何でしょうか。